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2026.02.09
ビジネス

補助金に振り回されない逆算思考

「○○の設備が欲しいので補助金に申請したい」との声を聞くことがあります。

しかしその前に、「誰に」「何を」「いくらで」提供するのか、という事業の根幹を組み立てておかなければ、いざ補助金が採択されて設備を購入・設置をしても、思ったように使う機会がない、ということになりかねません。

更に「誰が設備を使って作るのか」「誰が管理するのか」「検査はどうするのか」「誰が売るのか」といった点も、あらかじめ考えておく必要があります。
「ヒト」「モノ」「カネ」「オペレーション」をしっかり設計しておく、つまり綿密に事業計画を立てておくことが重要です。

そこまで検討しておいて、「補助金が不採択だったら実行しない」となってしまうと、それまでに検討に加わった人の労力もやモチベーションが大きくダウンしてしまいます。

まずは一度、補助金のことは一旦脇に置いて、「3年後にどんな事業になっていたいか」を具体的に紙に書き出してみるところから始めてみてはいかがでしょうか?
「3年後の姿」→「必要な投資」→「資金調達方法」と逆算的思考で検討し、採択された場合に資金調達の一部を補助金で賄うが、不採択であっても実行できる計画を立てておくことが大切です。

「補助金ありき」の事業計画を立案するのではなく、「どんな事業をどのように育てたいのか」をしっかりと検討し、その上で資金調達方法の一選択肢として補助金を位置づける、そんなスタンスで補助金と付き合って行きましょう。

【参考】
・補助金制度の基礎知識 国はなぜ補助金を交付してくれるのか(日刊工業新聞)
https://pubdata.nikkan.co.jp/uploads/magazine_introduce/pdf_5e015f1842d79-1.pdf

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