2026.01.12
宇宙
日本版「スターリンク」
米スペースXの「スターリンク」のような通信網を国産で構築することを目指し、総務省が2025年度補正予算に1500億円を計上しています。
高度2000キロメートル以下の低軌道に複数の衛星を打ち上げて、各々が連携して機能を発揮する「衛星コンステレーション」を構成する予定です。
災害時に地上設備が使えなくなっても通信手段を確保できたり、山間部や離島など光回線の敷設が難しい場所で携帯電話が使えたり、「通信の空白」が解消できます。
平時においても、農業や林業、地上・海上の交通、ドローン制御、など多岐に渡り活用の可能性が広がり、新たな産業創出・活性化が期待できます。
複雑化する安全保障環境を考えると、自国で衛星通信インフラを構築する重要性は、非常に高まっていると考えられます。
そこへしっかりと手を打てていることは頼もしく、世界の宇宙空間の平和利用をけん引していってほしいと思います。
【参考】
・日本経済新聞 2026年1月4日「低軌道の衛星通信、国産で 機材調達や打ち上げに国が1500億円支援」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA169JE0W5A211C2000000/
・総務省「高度600kmの軌道を利用する衛星コンステレーションによるKa帯非静止衛星通信システムの技術的条件」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban15_02000308.html