2025.12.01
スキル
ビジネスモデルキャンバス(4)コスト見積もりと収益予測でお金の流れを設計
ここまで検討してきた、「顧客との関係」「チャネル」「自社取り組み」「リソース」「パートナー」に必要となるコストを見積もります。このとき、そのコストが固定費なのか変動費なのかを整理しておきます。調達方法によって双方が可能なものもありますが、一旦仮定して後の調整材料とします。水道光熱費や運送費、梱包材なども含め、1つ1つの作業を具体的にイメージし、抜け落ちているコストが無いか再確認しましょう。雑費等でバッファを設けておくことも一案です。
次に、価格の仮定と、顧客数・販売数を上/中/下と3パターンくらいを仮定すると、売上予測が算出できます。そして変動費を計算し、固定費と合わせて収益予測が出せます。特に販売数が低かった場合を想定して、どのコストであれば削ることができるのか、その優先順位はどうか、などを検討します。「顧客との関係」や「チャネル」に関するコストを削減すると、されに売り上げが落ちる恐れがあるので、その影響度合いも推測しながら検討します。自社/他社のバランスを変えることでコストが変わる場合もあります。
これらを検討・ディスカッションすることは、事業戦略の検討そのものとなりますので、原材料高等やパートナーが離脱した場合など、様々なシチュエーションを想定して検討することができます。細かな計算はこのシートに限らずExcel等の活用が有効です。
全体俯瞰しながら戦略検討ができるところにビジネスモデルキャンパスの価値があります。一度ホワイトボードなどに書きながら、ディスカッションしてみてください。
